藤栄道彦　「コンシェルジュプラチナム」

いきなり漫画です。

以前、コンシェルジュと言う漫画を書いていた藤栄道彦さんがコンシェルジュプラチナムとして主人公を変えてコミックゼノンで連載しています。

主人公である「心理士にして経営アドバイザー」である九音響也が、普通の人ならば見過ごしてしまうような僅かな所作や言葉をつぶさに分析し、突飛とも思える様々な知恵やアイデアを打ち出し、周囲の人々の協力を得ながら徐々に依頼主である商店街に活気を取り戻させる内容が書かれています。

ホテルキャピタル白金平も舞台であり、前作コンシェルジュ同様、訪れるゲストの要望に応えていく様も多く描かれていますので、前作のファンも楽しめる内容になっています。

漫画としても良くできた物ですが、サービス業で勉強すべき内容や、対人での心理テクニックなどが載っており、勉強にもなります。私は前作を全部読みましたが、今回は人間の体に現れる様々なサインが多く出ているため、サービス業の方以外の人にも役にたつと思いますよ。