以前、本を紹介したちきりん氏も旅行が好きだと書籍で読みましたが、この本はそのちきりん氏の旅行記です。もちろんちきりん氏の本ですので、単なる旅行記ではありません。各国に旅行したちきりん氏の経験した内容から、色々と面白い意見が出てきます。フィリピンのセブ島のレストランで、紅茶のティーバックとお湯が出てきたエピソードが紹介されていますが、日本人には驚きの理由です。理由は本を読んでもらうとして、国によっての考え方の違いは、背景に政治や経済が深く関係していることが読み取れます。
第1章 お金から見える世界
第2章 異国で働く人々
第3章 人生観が変わる場所
第4章 共産主義国への旅
第5章 ビーチリゾートの旅
第6章 世界の美術館
第7章 古代遺跡の旅
第8章 恵まれすぎの南欧諸国
第9章 変貌するアジア
第10章 豊かであるという実感
さいごに 旅をより楽しむために
世界中を旅するちきりん氏は、日本に帰ってくると本当に豊かで安全な国だと実感するそうです。
確かにこんな安全で便利な国は他には無いのかもしれません。それでも外に出て行きたくなるのは自分が放浪体質なのか、死ぬような目に会っていないからなのか判りません。まあ、旅に行っていればそのうち判明するでしょう。
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