荒川弘 「百姓貴族」

皆さん鋼の錬金術師と言う漫画をご存じでしょうか?。現在は連載終了していますが、月刊ガンガンと言う少年誌で連載していて、映画にもなりました。
ひじょうに熱い漫画で、ギャグテイストですが、命や人生について書かれておりおりました。さて何が言いたいかと言うと、この作者さんが荒川弘さんと言う女性!!だったのです。PNなのでしょうが、私は男性だと思っていました。あんな命についての冷たく鋭い視点や、戦闘シーンを書ける女性がいるんだなーと思っていたら、この百姓貴族を読んで納得しました。

この百姓貴族は、荒川さんの北海道のご実家でのエピソードがたくさん載っています。農場経営をされていたため、家畜のエピソードや畑仕事についてのエピソードは豪快すぎます。ただ、小さいころから自然と向き合ってきた荒川さんが、どうしてあんな命について書けるのか判った気がします。 まあそれとは別に漫画としても面白いです。実家が農家なんで、農家に大型連休は無いとかのエピソードには納得です。このノリをぜひ一度漫画で読んでください。

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じゃんぽ~る西 「パリ愛してるぜ~」

漫画家のジャンポール西さんが、何とフランスのパリに住んで体験を書かれた漫画です。
旅行記とか好きなので、良くこんな本を読みますが、実際にフランスのパリで過ごしたパリへの思いは辛らつでした(笑)。暴徒に巻き込まれたり、百貨店で拘束されたり、すりの被害にあったりとなかなかハードな事が書いてあります。男性目線でのエピソードなんかも書いてあり、中々旅行記なんかでは見ない内容です。

憧れのパリで暮らしているはずなのに、なぜか羨ましくない感じなのでクスッと笑ってしまいました。言葉の壁や考え方の壁は実際には中々高いですよね。

ただ、ジャンポール西さんは最後にパリは好きだと書いていますのでやはり素敵なところなんだろうな~。 私は旅行でしか行った事が無いですが、また行ってみたいです。旅行でですが。

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古長谷稔 「放射能で首都圏消滅 誰も知らない震災対策」

福島第一原発が爆発し、大混乱に陥っているころ皆非常に混乱していました。 情報も無く、どうしたら良いか判らず、私の知り合いでも普通に生活している人もいれば外国に逃げた人もいます。

私は外国のニュースを見ていた事もあり、放射性物質により汚染は恐らくチェルノブイリ原発事故よりひどくなるだろうと考えていました。ネットや本で身を守るための情報を集めていましたが、その中の一つが「放射能で首都消滅 誰も知らない放射能対策」です。

東海地震浜岡原発に事故があったらどうなるのか、そんな想定の元、チェルノブイリ原発事故の時のデーターや放射能拡散分布シミレーションなどがたくさん掲載されており、原発事故がいかに危険かが理解できるはずです。 また、原発事故が起こった時にどのように身を守ったらよいのかが書いてあるため、頭に入れておくべきだと思います。

第1章 放射能が首都圏を襲う
第2章 放射能から身を守る
第3章 東海地震は始まっている
第4章 止めてくださいこの原発

安全だ、安全だと言われている原発で取り返しのつかない事故が起こり、誰も責任を取らずにそのまま放置してある状況です。皆さん、何も起きていないフリをしていても今日も毎時7000万ベクレルの放射性汚染物質が垂れ流されています。皆さんの子供の未来のためにも一度この本を読んでみてはいかがでしょうか。

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小笠原明子 「とびだせニッポン!」

4コマ漫画家小笠原明子さんの旅行記です。

ニューヨーク編やハワイ編、ソウル編、フィンランド編と中々色々あります。 帰りの車が無いとかトラブルにもけっこう会っていたり、困った状況になったりしているのにゲームみたいにクリアしていく楽しさがあるなどポジティブな人みたいです。

常夏のはずのハワイにも四季があって、冬は寒いなど思わず笑ってしまいました。それとアメリカにはパスタのアルデンテが無いなども衝撃です。確かにハワイのパスタは柔らかかった。

旅行に行く先を決めたり、イメージを膨らませるのに良い本だと思います。

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本田直之 「ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと」

今はやりのノマドの本です。

経営コンサルである本田直之氏が、実際に日本やハワイに住み、世界中で仕事や生活をするための心構えやノウハウを公開しています。本田氏はノマドと言うのは単に「場所にとらわれない働き方」では無くライフスタイル全般の話だと考えており、そんなノマドライフに至る方法が色々と紹介されています。

Chaputer1:なぜ、ノマドライフなのか?
Chaputer2:ノマドライフの実践 ワークとテクノロジー
Chaputer3:ノマドライフの実践 お金と生活
Chaputer4:ノマドライフの実践 思考のトレーニング

特に具体的に6つのフェーズを紹介しており、ノマドライフに至るまでに自分が何をすれば良いか参考になると思います。

ノマドと言った言葉がはやり、色々と各方面から批判を浴びているようですが、私は仕事や土地に囚われない自由な生き方には憧れています。
本田氏は単に勢いやリスクを取ってノマド的な仕事をする事は勧めていません。「仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスライル。」を「ノマドライフ」と定義しており、誰にでもできる時代だとこの本で紹介しているのです。私の憧れも実現できる光が見えてきた気がします。

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田中裕輔 「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」

靴の通販サイト「ロコンド」を運営する株式会社ジェイドの代表取締役である田中裕輔氏のマッキンゼーでの経験を綴った本です。

マッキンゼーと言えば世界中で知らない人はいないだろうと言えるほどの超・超有名なコンサルティング会社です。社員は会社を辞めた後も起業したり、投資会社や経営者へ転職したりと恐らく皆一流の能力を持った人ばかりだと思われます。大前研一氏の書籍を紹介した事がありますが、彼もマッキンゼーの出身です。この本は田中裕輔氏が新卒でマッキンゼーに入社して、マッキンゼーで学んだり、失敗した事が豊富なエピソードを持って書かれています。たいてい、コンサル本には失敗した事はあまり書いていないので、貴重な内容だと思います。

序章:なぜ今、マッキンゼーを書こうと思ったか
第1章:「戦略」との出会い
第2章:士官訓練校マッキンゼー
第3章:イシューからはじめよ
第4章:インパクト志向
第5章:大会に出て自分を見つめ直す
第6章:卒業

田中氏はマッキンゼーでは、「常にバリュー(価値)を出す」、「どれだけインパクトを生み出したか」だけだと言っています。ひじょうにシンプルな命題を究極まで追及しているマッキンゼーと言う会社はすごいなーとしか言えません。そんな超一流の人達による究極なコンサル会社の独自な文化を、私のような今三くらいのダメサラリーマンが真似るのはチョットやソットではできないでしょう。
しかし、一流の人の成功や失敗の思考経路を知る事ができますし、コンサル会社がどんな会社なのかも解ります。将来コンサルになりたい人は一度読んでみて決して損はないはずです。

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野口敏 「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」

一応社会人として、色々な人とコミュニケーションを取らなければならないのですが、今一自信がありません。そのため、今日からどんな人とも楽勝で会話が続きます!と自信満々に書かれていたため、思わず手にとってしまいました。

会話力が自然とアップする「話し方ルール」をステップごとに詳しく解説しています。例えば15分以上話すにはまず5分相手の話を聞いて、次の10分に自分の気持ちをちょっぴり話し、15分以上は相手に質問するといった感じでシステマティックに進める事ができるようになっています。内容は思った以上にハウツー本な感じでするすると読めてしまいます。
私はこれは試してみる価値があるかもしれないと思いちょくちょく実践する事にしました。

1章:ここから始めるとカンタンです。この「聞き方」でどんな人とも会話が続く!
2章:「話題選び」はこれでバッチリ 相手がどんどんノッてくる気持ちの「ちょっぴり」オープン術
3章:気持ちを尋ねるからイメージが広がる 話が一気にあふれ出す「質問」のツボ!
4章:「困った場面」のひと工夫 どんな場面でも切り抜けられる「受け答え」の技術
5章:「ゼスチャー&声かけ」ここだけレッスン 気軽に話せる「関係づくり」のコツ
6章:気兼ねなく会話を楽しめる 「人の輪」にすんなりとけこめる「話し方の基本」
7章:もっと親しくなりたい人がいたら! 一目おかれる「ひとつ上の話し方」

具体的に話を広げるためにはこんな例がある、こんな方法があると詳しく書いていますし、注意する点もいくつか出ています。私も実験として継続して書籍に出ているテクニックを試しています。今のところ、誰も話し方が上手になったねとは言ってくれません(笑)。しかし、会話の沈黙がそんなに怖く無くなってきた気がしますので進歩でしょうか?。まあ、沈黙そのものがあってはいけないと思いますが。
コミュニケーションに悩む方は一度目を通してみてはいかがでしょうか。私は現在も実験中です。

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